MSコマンド

 

MS法人を利用して医療法人を赤字に見せていることへ正拳突き

以下、連投技正拳突き

(正拳突きツイート1)

MS法人って、何かというと、診療報酬という公的収益を受け取る故に、法人資産の利用制限が厳しい医療法人から、制限が少ない株式会社(自身や家族が株主&役員)に利益移転することで、医療法人側の補助金(主に診療報酬)を、一族が受け取る仕組みなんですよね。MS法人が土地を借りて、医療法人に貸し出す。銀行は潰れるリスクが少ない医療法人側を担保にお金を、低金利でMS法人に課して、医療法人からの利益移転で、MS法人は土地ローンの返済ができる。MS 法人の方は銀行への利子と役員報酬など、莫大の経費で家賃収入を相殺して0に近く抑えれる。さほど法人税を払わず、役員報酬もうまくこちょこちょやって、しばらくすると不動産だけ残る。こうやって、MS法人の株主である開業医一族は、どんどん税金で不動産を増やせる。まぁ、MS法人は、そこそこの規模の病院オーナーとかで、役員報酬や給与で受け取る範囲の零細開業医は関係ないかもですが、日本のオルガリ構造ですよね。病院敷地はともかく、そうして別で買った不動産を役員の退任時期に合わせて退任報酬として、家族に渡したりもしてます。 相続税も躱せて、全く医者の勉強していない馬鹿息子にも財産を残せるわけです。 学力にばらつきのある医者家族の家族間紛争防止対策として使われることもあります

正拳突きツイート2

MS法人は、かなり規模感ある医療法人が使うスキームで、普通の個人クリニックは、院長の役員報酬2000万に抑えて、奥さんも役員にして役員報酬を1000万くらい支払って、さらに経費で高級車とか1500万円私用してと、赤字を偽装しているずです。それが、一番シンプルですから。院長の収入も実際5000万円でも、2000万円でカツカツといえますし、赤字医院の補助金や優遇措置とかもゲットできます。

正拳突きツイート3

そもそも、クリニックが赤字で国は支援しろってのも何か言いたいのか意味不明で、MS法人使う規模でない個人医院でも、役員報酬や私費経費で抜いて、全体で赤字にしてるだけで、院長や配偶者には合算4000万円くらいは収入はありますよね。カツカツで本当に食えない状況とは全く異なるわけです。税制上、大企業が赤字スレスレ設定にしていても、社員のお給与は問題無いように

正拳突きツイート4

司法書士が教える誰でもできるMS法人の確認の仕方は以下の通りです。
①法務局に行って病院敷地建物や駐車場の名義を確認。
②不動産所有社が別法人とわかったら法人謄本取得して役員名に注目。大概、院長家族が名を連ねる。
③不動産に抵当権が付いていると思うので融資内容も確認すると、おおまかな額の金銭移動規模も推定可能になります。

最後に「正拳突きツイート1」を引用リツイートするカタチで、以下

結局のところ『上級国民』というミームの正体は、ただの富裕層ではなくて『税金を満額納めなくていい公金で食う特権階級』構造ですよね。医療法人、NPO、学校法人、政治団体、どれも公益性の為に非営利を条件に、税制優遇かつ補助金の優遇もされてるけど、自分や家族を株主&役員にした法人にお金を流して利益移転できる。非営利は建前でしかない。増税されても困らないし、むしろ公金シノギが増える。この国民を搾取するスキャム構造こそが、日本のオルガリヒ(上級国民)の正体でしょう。

さらに別角度からの正拳突きツイート

MS法人の背景には、医療法人は非営利が建前なので、役員報酬が年1億円とか超えて受け取れない事情があります。例えば病院経営していると、年間の利益10億は当たり前なんですが、家族理事と分けても3億とかが限界です。残り7億を医療法人に溜めてても、不動産買っても自由に売買できないし、米国株も買えません。だからMS法人を介して、7億円とかを流して、家族を役員株主にして、利益移転して個人が受け取るのです。役員報酬で受け取れる範囲を超えるかどうかが、MS法人を使うメリットがあるかのラインとなります。売上8000万円億未満の個人クリニックなどでは、役員報酬は院長2000万円、妻800万円、私費経費1000万円とかで、分散して受け取ればいいので、MS法人はあんま関係ないかもです。病院規模のスキームでしょうね。