正拳突きデーターベース(高齢者バラマキ医療福祉編)

 

高齢者医療福祉を中心とした社会保障の世代間格差問題について、Twitterなどで投稿する場合、投稿内容の雛形があれば便利だと考えています。コピペ&アレンジしてツイートしてみてください。

 

【目次】
・サブスク医療の無駄を感情に訴える正拳突き
・医薬品不足に対する正拳突き

・サブスク医療に毎年費やされている金額規模を知らしめる正拳突き
高齢者の自己負担率を上げても寿命に関係ない理由
・社会保障改革における五ヶ条の要求
・サブスク医療・老体マネロン・青天井医療の定義

・医療含めたインフラと平均寿命に関する正拳突き
・国民皆保険を巡る自己負担問題に対する正拳突き
・高齢者の外来頻回受診に関する健康や寿命に対する効果について
・高齢者医療福祉が奪い取る人的資源の問題に対する正拳突き
・青天井に肥大化する先端医療の問題に対する正拳突き
・開業医のポジトークに対する正拳突き
・医療はインフラとして最重要ではないことを訴える正拳突き

 

 

大切なのは、高齢者バラマキ医療福祉にはそこまで大きな寿命延長効果が無い事を、何度も繰り返して浸透させていくことではないかと考えています。高齢者バラマキ医療福祉が、適正化できない領域ではない事を知らしめて、世論を盛り上げていく必要があります。

 

正拳突きツイート一覧

どんどん、コピペ&自己アレンジして使ってください。

 

サブスク医療の無駄を感情に訴える正拳突き

 

(正拳突きツイート)

ぶっちゃけ、老人に無限湿布をばら撒く金があるなら、全ての虐待されている児童の保護施設を整備したり、今後、劣化が予想される水道や道路などインフラ整備に使った方が良いんだよね。 飲み残し薬の残薬だけで1兆円近い規模らしい。サラリーマンの給与は、地獄天引きで吹き飛んでいる。泣けるよ。

 

医薬品不足に対する正拳突き

 

(その1)

今の薬不足は、開業医団体が繰り返し、診療報酬の「薬価」を削り、開業医の「診療報酬」を増やした皺寄せが原因です。10年ほど前から、開業医団体が厚労省会議で「薬価を下げて診療報酬に充てるべき」と繰り返し言い始めました。生命健康に必須な医薬品よりも、無駄な頻回受診や老人リハビリを減らすべきです

(その2)

2015年に日本医師会の元会長の中川氏は「薬価・材料の改定財源を本体の改定財源に充てるべき、同じように対応するのが当然だとと主張した」開業医団体が、薬価を削り、頻回受診など診療報酬に当ててきた歪みが、今の生命に関わる医薬品不足の原因である。https://gemmed.ghc-j.com/?p=6627

(その3)

続く2016年には横倉会長(当時)が「薬価は(日本医師会からの委員が多数いる)中医協で議論すべき」と述べた上で「薬価等引き下げの財源は、本体改定財源にきちんと充当して活用すべき」とほぼ同じ内容を話しているので、日本医師会としての公式見解と見て間違いない。https://www.med.or.jp/nichiionline/article/004832.html

 

サブスク医療に毎年費やされている金額規模を知らしめる正拳突き

 

(正拳突きツイート)

医療がムダと言ってるんじゃないの。医療のムダを無くせと言ってるの。

・重症者ベッド過剰使用→2000億

・服薬だけ寝るだけのムダ入院→8900億

・後発薬品の「おすすめ薬リスト」医師会反対で未活用→1200億(薬4種だけの試算)

・飲み残し薬→9000億

・「節薬バッグ」未活用→3300億 (年あたり金額)

 

数字の根拠は日本経済新聞社『無駄だらけの社会保障』より。ちなみに防衛費(令和5年度)は6兆8千億円ほどなので、上記だけでその3分の1以上もあります。これらの無駄をなくすだけで、それほどの防衛力を用意できると言えます。

 

 

高齢者の自己負担率を上げても寿命に関係ない理由

 

(正拳突きツイート)

高齢者の自己負担3割になると、頻回受診できず大病を見逃して寿命が縮むという説は医療統計研究により否定されている。高齢者の自己負担3割以上の韓国も受診フリーアクセスでない香港も平均寿命は日本とほぼ同じ、チリですら平均寿命は80歳を超える。頻回受診に健康増進や寿命延長効果は無い事が分かる

 

社会保障改革における五ヶ条の要求

(正拳突きツイート)

【社保改革五ヶ条の要求】

①医療費自己負担を一律3割

②老化は自然寿命としてお看取り

③超高額先端医療の保険適用には年齢制限

④高額療養費制度を改めて寝たきり大黒柱をなくす(自己負担>年金にする)

⑤他の医療職に権限移譲 OTC推進

 

 

サブスク医療・老体マネロン・青天井医療の定義

 

(正拳突きツイート)

高齢者バラマキ医療は以下に大別されます。

①サブスク医療

湿布ビタミン保湿剤、1割負担で貰い放題

②老体マネロン

寝たきり老人を身体拘束で延命ビジネス

③青天井医療

90歳超に500万円超の心臓手術、自己負担は10万円以下

①②③がなくても、コスタリカ並でも平均寿命は80に達する

高齢者バラマキ医療を系統ごとに分類した正拳突き。番号が若いほど単価は低いが頻度が高く、後半に行くにしたがって単価の大きいものとなる。

 

 

医療含めたインフラと平均寿命に関する正拳突き

 

(正拳突きツイート)

南米の中間貧困国ですら、平均寿命も80歳超えてる事を考えると、周産期医療、ワクチン、抗生物質、都市衛生、栄養状態、基本外科など、インフラ医療が整えば、年50兆円かけなくても、人は生物として80歳まで生きるのだと思う 。寿命と科学がプラトーに達して医療と社会のあり方が問われている。

日本は平均寿命84歳で1人あたりGDP(33,822)に対して、チリ(15,095)コスタリカ(13,077)で、かつ1人あたり医療費も少ないですが、このような中堅貧困国でも乳児死亡率の改善含めた医療インフラ、都市環境、栄養状態の足切りラインはギリギリ超えているのだと思います。もちろんギリギリを目指す必要はないですが、青天井に人とお金を注がなくても、同じ人間で、平均寿命80歳は超える実証になります。

 

 

国民皆保険を巡る自己負担問題に対する正拳突き

(正拳突きツイート)

国民皆保険が問題なのではなくて、後期高齢者が原則1割、生活保護が完全無料なのが問題です。 普通に3割負担にすべき。生活保護でもせめて1割は負担して欲しい。 完全に受診のモラルハザードが起きてるし、サラリーマンの給与が高齢者医療の社会保険負担で削られ過ぎてる。


1割負担かアメリカ式かという極端な議論になりがちですが、まずは全世代3割、生活保護でもせめて1割というラインが現実的で受け入れられると思います。

 

 

高齢者の外来頻回受診に関する健康や寿命に対する効果について

 

(正拳突きツイート)

高齢者の自己負担3割になると、頻回受診できず大病を見逃して寿命が縮むという説は医療統計研究により否定されている。高齢者の自己負担3割以上の韓国も受診フリーアクセスでない香港も平均寿命は日本とほぼ同じ、チリですら平均寿命は80歳を超える。頻回受診に健康増進や寿命延長効果は無い事が分かる

医師は「高齢者は病気になりやすく、手遅れにならないように頻回受診が必要だ」のような理屈で定額自己負担と頻回受診を肯定しますが、自己負担が3割になることでそれらの問題が噴出し寿命が縮むというエビデンスはありません。自己負担がさらに高い国や、医療へのアクセス制限のある国でも平均寿命80歳を超える国は多数あります。

 

(正拳突きツイート)

最近の研究では、高齢者の頻回受診に健康維持や寿命効果が無いこともわかり始めている。 諸外国では問題無く回っている、基本的な社会インフラさえ整えば、何処も平均寿命は80超えている。 高齢者の満足度の為に、現役の手取りが吹っ飛んでる。

Patient cost sharing and medical expenditures for the Elderly


近年の研究では、高齢者の外来での医療費自己負担が3割から1割に減ると、外来受診の頻度は増しますが、その頻度のUPが健康に貢献していない可能性が考えられています。いわゆる小規模クリニックでのサブスク医療自体には、満足度や金銭的負担の貢献はありますが、健康増進や寿命延長には関係が無いようです。

 

 

高齢者医療福祉が奪い取る人的資源の問題に対する正拳突き

(正拳突きツイート)

高齢者バラマキ医療福祉が奪うものは兆円単位のお金だけではなくて、インフラや産業に従事すべき人的リソースも奪う。本当に必要な医療福祉インフラを担う人材も奪う。1学年60万人台の子供達が大人になる時代では日本の労働リソースは限界に達して円の通貨価値は維持できなくなるだろう。


財政の問題ばかり語られますが、深刻なのは人的リソースを奪い取る事かもしれません。効果の無い高齢者のリハビリなどに多くの若者がとられて、警察や運輸などインフラを担う人材、また製造業など外貨を稼ぐ産業人材が獲得できなくなる状況は本当にヤバいです。お金と違って人間は無限複製できない所がボトルネックでしょう。

 

 

青天井に肥大化する先端医療の問題に対する正拳突き

(正拳突きツイート)

レカネマブのような高額新薬の問題点は『青天井』な事。 自然寿命や加齢による廃用にまで保険適用されて、50兆円、80兆円と青天井で伸びて伸びて肥大化していくと、サラリーマンの手取りが社保税の天引きで消し飛ぶ。(1カ月300万円でも、自己負担は高額医療制度で10万以下)


医療費自体を爆速で肥大化させているのは、高齢者の外来サブスク医療よりも、高額新薬などの青天井医療となります。先端医療も子供や若者の難病などには必要だと思うのですが、年齢関係なく実施すると、大変な事になるでしょう。しかもレカネマブのような効果もさほど無い高額新薬まで保険適用されつつあります。

 

 

補助金バラマキ小規模介護サービスに対する正拳突き

(正拳突きツイート)

非効率な補助金バラマキ型の小規模介護サービスばかりだと、1学年60万人台の世代が社会に出る頃には、1学年180万人超えのロスジェネ世代の介護は不可能となる。ある程度は地域ごとに規模集約化した介護施設にまとめないと、数百万人単位のウンコ放置死が起きる。


訪問やデイサービスを中心とした在宅介護の仕組みは、全ての義務教育を家庭教師で行うようなものなので、労働人口リソース的に不可能となります。また莫大な労働人口が介護医療に吸い取られるので、インフラや産業の維持が困難となり地獄絵図となります。介護難民のウンコ放置死も大量発生します。

 

 

開業医のポジトークに対する正拳突き

開業医を中心に、診療報酬を下げられたり、飯のタネである後期高齢者の自己負担UPだったりには猛反発してくるはずです。そこで利用される理屈が「皆保険崩壊してアメリカ式になる」と「再診料のみ抜き出して薄利多売」という演出です。この2つは、フルボッコにして否定していきましょう!

(正拳突きツイート)

再診料(1回710円)だけ切り取り、開業医は薄利多売だというポジトークが流行っている。実際は医学管理加算や投薬など、様々な加算が乗る事で1分の診察でも5000円以上の診療報酬となる。よく考えると、窓口支払いが3割(220円)で済むケースなど、ほぼ無いだろう。このような欺瞞に騙されてはいけない。

再診料はこんなに低く、医師は薄利多売なのでたくさん患者を捌かないと生活が立ち行かないという話は医師のポジショントークにすぎません。開業医を受診して再診料だけで済むことなどまずありえず、実際にはさまざまな点数が乗り2000円~5000円(3割負担ならば700円~1700円)となることが多いだろう。

 

(正拳突きツイート)

「皆保険が崩壊してアメリカ医療になるぞ!」という脅しは、開業医が撒いてるミスリードです。制度に問題があれば、高齢者の負担を3割に引き上げたり、保険適用範囲を見直したり、適正化を行うはず。1割→3割の調整もされない状態で、いきなり皆保険が崩壊してアメリカ式10割負担。無茶苦茶な理屈です

保険制度を変えるという話をすると「医療保険が崩壊して全員自費になるぞ!俺は儲かるからいいけど」や「じゃあもう全員保険なくしてアメリカ式ね。手術1回2000万円お前払える?」などの極論を言い出す医師が出てくるが、現状を変えたくない医師による脅しの可能性が高いです。日本の政治、国民性からしていきなり全廃などはありえず、保険適応範囲や自己負担の見直しが先に来ると考えるのが当然です。無茶苦茶な理屈に惑わされてはいけません。

・医療はインフラとして最重要ではないことを訴える正拳突き

(正拳突きツイート)

インフラって意味では

SS:電気、水道

S:流通

A:ガス

B:医療

くらいなもんじゃない。

酷暑厳冬に電気止まったら大勢死んでしまうで。 医療は基礎インフラの上になりたってるアディショナルなサービス業だと思うけどね。影響力の規模感がちがう。

医療のインフラ性を強調する医師たちに反論する正拳突き。医療にはインフラ的な面も確かにあるが、それは本当にエッセンシャルなインフラ(電気、水道、流通、ガス)に比べると優先度が落ちるものであり、決して最優先で守るべきものではない。

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(北村達哉)